バイク本来の楽しさを感じられるネイキッドタイプ。
むき出しのエンジンや輝くメタルフレームは、ワイルドさをただよわせます。
今回はネイキッドタイプで有名なバイク、個性的ながらも乗りやすいバイクを現行、中古車問わず紹介していきます。
ちなみにフルカウルタイプ・スーパースポーツタイプのオススメはこちらの記事で紹介しています。
1位 ホンダ CB400 Super Four
ホンダが誇るロングセラーバイクの1つ、CB400 Super Four。
通称「スーフォア」とも呼ばれています。
教習所で多く採用されているため、皆さん一度は乗ったことがあると思います。
ホンダを代表するバイクなだけあり、故障知らず。
しっかり整備・メンテナンスをしていくことで、末永くあなたの相棒となってくれるでしょう。
ホンダのお家芸であるVTECを採用しており、低速でも高速でも満足の走りをかなえてくれます。
ネイキッドタイプで迷ったら、CB400 Super Fourで間違いありません。
いつまでも、どこまでも走っていけます。
2位 カワサキ ゼファー400
カワサキの4気筒ネイキッド、ゼファー400です。
スーパースポーツ全盛期の1989年に発売されましたが、各社の高性能化に飽き飽きしていたバイクユーザーに受け入れられて、大ヒットバイクとなります。
その後90年代ネイキッドブームの立役者となり、カワサキを代表する名車となりました。
スペックはスーパースポーツには流石に及びませんが、サーキットでゴリゴリに攻めないのであれば十分すぎる速さ。
あまりの人気ぶりに、のちに750ccモデルや1100ccモデルのゼファーも発売されました。
そんな大人気のゼファー400でしたが、2008年の排ガス規制により生産終了となってしまいました。
3位 ヤマハ SR400
ヤマハを代表するネイキッドバイク、SR400です。
1978年に発売されてから、何度か販売終了・そして再生産を繰り返しながら、見た目の変更を最小限に抑えながら2019年の現代でも販売され続けています。
見た目はヴィンテージスタイルに仕上がっており、街中でも郊外のツーリングでも、どんなスタイルにもマッチします。
見た目以外にスペックもオールドスタイル。
最も原始的でありながら、最もバイク本来の楽しみ方を味合わせてくれる単気筒エンジンを採用し、エンジンの振動がバイクを乗る楽しさを与えてくれます。
オールドスタイルを極限まで追求しているため、エンジンの始動方式はキックスタート方式のみ。
昔ながらのキックでエンジンをかける動作は「SRの儀式」とも言われています。
長い間発売されている人気バイクなので、カスタムパーツも豊富。
SR400で人気のカスタムは、カフェレーサースタイルやボバースタイルでしょう。
革ジャンを着るとキマります。
速く走るだけがバイクじゃない、バイクに乗る雰囲気を体全体で味わいたい方にオススメです。
4位 スズキ TV250J ウルフ
ウルフとは、スズキの2ストロークネイキッドバイクに与えられるペットネーム(ニックネーム)。
今回紹介するのは、250ccのウルフ250です。
同じくスズキのスーパースポーツであったRGV250Γ(ガンマ)のカウルを外し、街中でも乗りやすいように設定を変更されたのがこのウルフ。
2ストロークエンジンが持つ圧倒的な性能はこのウルフでも健在です。
特に加速に関しては、ガンマ以上かもしれません。
エンジンの回転数を上げると、まるで狼のように速度が豹変。
とんでもない速度でうなりを上げます。
2ストロークエンジンの次元の違いを感じたい方にオススメ。
5位 ホンダ ホーネット(ホーネット250)
ホンダの4気筒ネイキッドバイク、ホーネット250です。
4気筒とは、エンジンのタイプのこと。
現在新車で発売されている400ccまでのバイクには搭載されておらず、2ストロークエンジンと並んで幻のエンジンとなっています。
甲高いエンジン音と高速域の速度の伸びが特徴で、特にその音は多くのライダーが愛しています。
今では味わえない4気筒バイクを感じたい方にオススメ。
6位 カワサキ バリオス
カワサキの250cc4気筒バイク、バリオスです。
同じくカワサキの4気筒中型バイクであるゼファーに比べて、こちらはスーパースポーツタイプに近い雰囲気。
それもそのはず。
バリオスは、スーパースポーツであったZXR250を基としています。
ZXR250を基としながら、ネイキッドタイプとして乗りやすいようハンドル位置などを変更したのがバリオス。
扱いやすく乗りやすいながらも4気筒独特のサウンドと乗り味を楽しめるバイクとして、カワサキの大ヒット車種となりました。
しかし、そんなバリオスも2007年に販売終了してしまいます。
250ccの4気筒バイクは長い間新車が発売されていないこともあり、値上がりを続けています。
特にこのバリオスやホーネットは人気車種であり、さらに高額になっている傾向。
法律などの問題もあり、今後も4気筒バイクが発売されるかどうかは微妙だと言われています。
4気筒サウンドを手に入れるなら、今が狙い目かもしれません。
7位 スズキ GSX400Sカタナ
スズキが誇る伝説の名車「GSX1100Sカタナ」。
その400ccモデルが、このGSX400S カタナです。
GSX1100Sが持っている鋭利な刃物のような見た目やイメージを、そのままに400ccのボディに詰め込まれています。
リッターのように重くて扱いにくいということはなく、ちょうどいい排気量。
ロングツーリングをしないのであれば、むしろこちらの方がいいのかもしれません。
スズキの名車を中型免許でも感じたい方にオススメ。
8位 ヤマハ MT-03
ヤマハの現行ネイキッドバイク、MT-03です。
見た目はネイキッドの中でも現代的なストリートファイタータイプ。
しかし、バーハンドルを採用したことで運転のしづらさや姿勢のきつさを感じることはありません。
現行機種であるため、もちろんFI車。
メンテナンスの手間もそれほどかからず、いつでもエンジンは一発始動です。
現代的なストリートファイターバイクを探しているなら最適の1台です。
9位 ホンダ XELVIS(VT250FN)
ホンダのツアラータイプバイク、XELVIS(ゼルビス)です。
フロントカウルが取り付けられており、ロングツーリングでも疲れを感じることなく走ることができます。
バイクのサイズも250ccでは大型。
直線を安定して走れます。
エンジンには、ホンダが誇るVTエンジンを採用。耐久性は文句なしです。
発売していた時期からは時間が経ちますが、いまだに問題なく走ってくれます。
中古車でもあまり心配ないでしょう。
ゼルビスを乗っている時に他のライダーに話しかけられたら「ゼルビスプレスリーだぜ!!」と言ってやりましょう。
ウケること請け合いです。
人と被らないバイクを探している方にオススメ。
10位 カワサキ エストレヤ
カワサキが誇るクラシックスタイル・ネイキッドバイク、エストレヤです。
速く走ったりサーキットを攻めるのはあまり得意ではありませんが、バイクで走ること・走っている自分の雰囲気を楽しむバイクとして、非常に親しまれました。
ブリティッシュな雰囲気を持つオールドスタイルバイクとして、このエストレヤは長期間人気車種となっていました。
しかし、そんなエストレヤも惜しまれながら2017年に販売終了。
販売は終了してしまいましたが、終了からはそれほど経っていません。
中古車でも状態の良いものはまだまだ沢山あるため、安心して中古車を購入できます。
オールドスタイルなバイクを探しているなら、エストレヤがオススメ。
まとめ
特に古いバイクは、日々のメンテナンスが欠かせません。
特におおよそ2007年以前のバイクはキャブレター車と呼ばれるタイプのものがほとんどであり、メンテナンスを頻繁に行う必要があります。
昔のバイクは現代では実現できないような性能のバイクも見られますが、気を使って乗ってやりましょう。