テレビやインターネットで話題沸騰のワークマン。
実用性に特化した品質と圧倒的なコストパフォーマンスで、近年注目を浴びています。
最近ではバイクウェアとしてワークマンの製品を身に着ける方も急増中。
バイク乗りにとっても目が離せないブランドになっています。
今回は、そんなワークマンから発売されている「ワークマン イージス防水メッセンジャーバッグ」を紹介します。
私自身も実際にバイクツーリングなどで使っていますが、非常に良い製品です。
防水性のあるバックパックを探しているのであれば買って損はありません。
ワークマン イージスって?
イージスについて簡単に紹介します。
イージスとは、ワークマンが誇る大人気防水ウェアシリーズです。
「ウェア」とある通り、イージスシリーズはジャケットやパンツなどの製品が中心です。
イージスシリーズは本来バイク用のウェアではありませんでした。
しかし、イージスシリーズのウェアは防水性とコストパフォーマンスに優れており、一気にバイク乗りの間で評判となりました。
イージスシリーズは防水性に加えて、保温性が高いこともポイント。
まさに秋冬用のバイクウェアとして最適だった訳です。
そのワークマン イージスシリーズの名を冠したバックパック。
それが、今回紹介する「イージス防水メッセンジャーバッグ」です。
ちなみに、同じイージスシリーズの防水トートバッグもあります。
そもそも「ワークマンって何?」という方には、こちらで詳しく説明しています。
見た目
私が購入したのは黄色。
夜間などの視認性を考えて、一番目立ちそうな色を選びました。
見た目はロールトップのバックパック。
「メッセンジャーバッグ」という商品名ですが、完全にバックパックです。
街中で背負っていても馴染めそうなスタイルに仕上がっています。
カジュアルな服に似合いそう。
反射材で視認性も良い
左下に入っている「AEGIS」ロゴ。
このロゴは、反射素材でプリントされています。
後方からでも視認性が良いよう作られています。
さらに、ジッパーのストラップにも反射材が編み込まれています。
アウトドアやスポーツなどを意識した作りになっているのが分かります。
フロントにポケット付き
イージス防水メッセンジャーバッグの正面には、ポケットがついています。
奥が深く、いろいろなものを入れられそう。
バッグの中身は‥‥
バッグを上から開けた時の中はこんな感じ。
二重構造になっていて、水を通しにくい作りになっています。
側面にポケット付き
バッグ側面にもチャックが付いていて、中にモノを入れられます。
こちらの中は部屋が分かれていて、バッグ上部のフタとは繋がっていません。
部屋を分けてモノを入れたい時や、ノートPC・タブレット端末を入れたい時に便利です。
サイズ感
サイズはこのくらい。
iPad 12.9インチとの比較です。
iPadくらいなら楽々入ります。
横のサイズは普通のバックパック並みですが、縦のサイズは大きめです。
good
イージス防水メッセンジャーバッグの良い点についてまとめてみます。
背負い心地がいい
イージス防水メッセンジャーバッグの背負い心地はかなり良いです。
バッグがずれないようにするためのチェストベルトが付いていたり、背中にクッションが付いていたりして、背負ってもバッグが安定します。
バッグ自体も柔らかめの素材でできているので、背中に異物感を感じることなく身体にフィットします。
背負うためのショルダーベルトもしっかりとした厚さがあり、重さを分散してくれます。
4kg以上のモノを入れてバイクに乗っても、肩が痛くなったりということはありませんでした。
チェストベルトでバッグをしっかり固定できる
チェストベルトが付いているので、バッグを身体にしっかり固定できます。
激しい運動をしても、バッグが大きくズレるということはありませんでした。
素晴らしい防水性
イージス防水メッセンジャーバッグの防水性は完璧に近いです。
さすがワークマンのイージスブランドを背負うだけのことはあります。
ノートPCやタブレット端末などの電子機器を入れても大丈夫そう。
モノがたくさん入る
メチャメチャたくさんモノが入ります。
一泊二日程度の宿泊ならこれ1つで余裕。
キャンプ用のテントやシュラフ(寝袋)などを入れても大丈夫そうです。
荷物が少ない方なら、3~4泊分の荷物も入るかも。
収容用量で困るようなことは無さそうです。
反射材で視認性バツグン
「AEGIS」のロゴは反射材でプリントされています。
後方からでもチラリと輝きます。
さらにショルダーベルトにも反射材が貼られています。
前方と後方、2つの方向に反射材があるため、夜間でも視認性はバツグンです。
ベルトにモノを通せる
ベルトにループが付いているので、モノを通せます。
バイクのキーにナスカンなどをつけると、降車時にキーを通しておけます。
反射材を取り付けて、さらに目立たせるのも良いでしょう。
安すぎる
バイク用のバックパックは、普通は10,000円以上。
結構な値段です。
しかしこのイージス防水メッセンジャーバッグは、なんと値段が2,000円台。
驚きの安さです。
2,000円台で防水リュックが手に入ります。
意外と汚れない
私が使っているのは黄色。
黄色は汚れが目立ちやすい色のはずですが、4ヶ月くらい毎日のように使っていても汚れが目立っていません。
防水だから汚れも弾くのでしょうか。
意外な利点です。
bad
イージス防水メッセンジャーバッグの気になった点についてまとめてみます。
カラーの展開が少ない
カラーの展開が、赤色・黄色・黒色の三色のみ。
しかも赤色と黄色はかなり派手目な色です。
派手好きな方やスーパースポーツタイプのバイク乗りには良いかもしれません。
ただ、ヘリテイジなバイクやアメリカン乗りの方には黒色くらいしか選択肢が無いのが痛いところ。
カーキやアーミーグリーンなどのカラーがあればすごく似合うと思うのですが‥‥
フタの隙間から水が入ってくるかも
生地の防水性はかなり良いのですが、フタの固定方法がちょっと不安。
フタを留めているのは、ベルクロ2つと留め具1つしかありません。
長時間使っていたり激しく動いたりすると、バッグがヨレてきてフタの端が少し開いてしまう場合があります。
フタが開いていると、さすがのイージスでも雨などを防ぐことはできません。
電子機器をそのまま入れておくのはちょっと気をつけた方がいいかも。
中に仕切りがない
バッグの中には仕切りがありません。
大きな袋のようになっています。
大きな荷物入れて運ぶといった場合には良いのですが、小さいモノを入れるとちょっと不便。
入れたものが、中で動いてしまう場合があるのです。
バイクなどの重心移動が多い乗り物だと、これがけっこう面倒。
カーブのたびに中のものが動いてしまって気になります。
中にモノを敷き詰めればいいのですが、そうもいかない場合は別の対策が必要。
以下のような、バックパック用の仕切りを用意してもいいかもしれません。
ベルトがバタつく
長さを調節するためのベルトがありますが、割と長さがあります。
標準的な日本人体型だと、ベルトが結構な長さで余ります。
バイクに乗っていると、余ったベルトがかなりバタつきます。
何らかの方法でベルトを留めたりしないと、気が散ってしまって少し危ない(かもしれない)レベル。
以下のような留め具でベルトを留めておく方がいいかも。
まとめ イージス防水メッセンジャーバッグは安くて実用的。買って損なし
イージス防水メッセンジャーバッグの良い点と悪い点をまとめると、こんな感じ。
少し気になる点はあるのですが、何より値段を考えると「充分に買い」といえます。
イージスの名に恥じない防水性は魅力です。
多少不便な点があっても「まあ安いしいいや」と言えるコストパフォーマンスは驚異的。
とても3,000円でお釣りがくるバッグとは思えません。
私も「とりあえず」のノリで買ったのですが、今では通勤やツーリングで毎日のように愛用しています。
背負い心地が良くモノもたくさん入るので、普段使いにも良し。
防水性を活かして、ツーリングやバイク便に使うのも良し。
様々な用途が考えられます。
ワークマン イージス防水メッセンジャーバッグ、オススメです。
バックパックタイプ以外にも、トートバッグタイプのイージス防水トートバッグ
もラインアップ。
さらに、ZAT無縫製バッグ リュックタイプもあります。
イージス防水メッセンジャーバッグとの違いは、主にデザインとのことです。