コラム

【新車】カワサキの250cc4気筒が発売される?【ZX-25R?】

Top image of kawasaki 250cc 4cylinder rumor

カワサキから250ccの4気筒バイクが発売されるかもしれないとのことで、にわかにバイク業界が盛り上がっています。

名前は「ZX-25R」であるとか。
カワサキが昔販売していたスーパースポーツタイプ「ZXR250」を彷彿とさせます。

話題になっている250cc4気筒バイクについて、今回は次の点を探っていきたいと思います。

  • 4気筒って何?
  • 4気筒バイクの魅力
  • なぜ今更になって250cc4気筒バイクなのか
  • 国内販売はあるのか

そもそも「気筒」とは

ガソリンで動くバイクには、エンジンがあります。
「気筒」とは、エンジンで使われているパーツの名前です。
(気筒は「シリンダー」と呼ばれることもあります。)

気筒は何をしているの?

気筒は、エンジンで最も大事なパーツです。

エンジンは、ガソリンを爆発させて力を得ています。
(燃やしている訳ではありません)
その、ガソリンを爆発させている場所が気筒。
つまり、エンジンの心臓部とも言えるでしょう。

4気筒って?

気筒は、1つのエンジンに1つしかない訳ではありません。
4気筒とは、1つのエンジンに気筒が4つあること。そのままです。

気筒数が変わると、エンジンの性質は大きく変わってきます。
そのため、エンジンの用途や大きさで、様々な気筒数が採用されます。

バイクでは、主に次の種類の気筒数が使われています。

  • 単気筒(1気筒)
  • 2気筒
  • 4気筒

それぞれの気筒数のエンジンを搭載したバイクを、単気筒バイク・2気筒バイクや4気筒バイクなどと呼んだりします。
一般的には、バイクの排気量が大きくなるほど気筒数が増えていくことが多いです。
(中には例外もあります)

4気筒バイクの魅力

4気筒バイクには、主に以下の特徴があります。

  • 最高速度が速い
  • エンジン音が甲高い

バイクの醍醐味の1つは、スピード感といえるでしょう。
最高速度が速いということは、それだけで魅力的です。
速さを求めるバイク乗りは、こぞって4気筒バイクを買い求めました。

また、4気筒エンジンの音も特徴的。
非常に甲高い音で「4気筒サウンド」「F1サウンド」とも呼ばれていました。
このF1サウンドをを求めて4気筒バイクを購入する方もいたほどです。

これが、4気筒バイクのF1サウンド。

高音域がどこまでも伸びていきそうな、気持ちいい音です。

過去の250cc4気筒バイク

昔は250cc4気筒のバイクが各社から発売され、人気を博していました。
ホーネット、FZR250、カタナ250やバリオスなどなど‥‥
今でも語り継がれているような名車ばかりです。

そんな250cc4気筒バイクでしたが、ある時期を境にメーカーの新車ラインナップから姿を消してしまいます。
それには、4気筒バイクの大きなデメリットが関連していました。

4気筒バイクの欠点とは

4気筒バイクには、ある欠点があります。
それは、燃費が良くないこと。

この欠点は、致命的でした。

4気筒バイク苦難の歴史

2007年、日本国内でバイクへのある規制が施行されました。
その規制の名前は、排ガス規制。
簡単に言うと、バイクの排気ガスをそれまで以上に綺麗にしなければならないというものでした。

4気筒バイクは、単気筒バイクや2気筒バイクと比べると、どうしても燃費が悪くなります。
燃費が悪いということは、排気ガスも汚くなるということ。
250cc4気筒バイクはこの排ガス規制を乗り越えることができず、国産のものは全て販売終了となってしまいました。

排ガス規制に対応するには、エンジンなどを新たに再設計しなければいけません。
しかし、エンジンの再設計には多大な費用がかかります。
そのため、長い間250cc4気筒バイクは登場せず、現代に至っています。

今だからこその250cc4気筒

250cc4気筒バイクが市場から消えて、10年以上経っています。
なぜ、今250cc4気筒が発売されようとしているのでしょうか。

私は、ホンダのCBR250RR (MC51型)が大きく影響を与えていると思います。

影響を与えたCBR250RR

ホンダのCBR250RRは、2017年に発売されたバイクです。
そして、250ccでありながら新車価格が70万円オーバー。
それもそのはず。CBR250RRは、DBW (ドライブバイワイヤ)など、大型バイクに搭載されるようなハイテク・高級装備をふんだんに盛り込んだバイクです。
70万円オーバーという値段は、中古の大型バイクなら購入できてしまいます。

インターネットなどの前評判では「250ccにしては高すぎる」「こんなバイク、誰が買うのか」といった声が聞かれました。

しかし、いざフタを開けてみると、CBR250RRは大ヒット。
新たにホンダを代表する人気車種となりつつあります。

つまり、ホンダは250ccクラスで値段が少々高くても、良いバイクなら売れることを示したとも言えるでしょう。

カワサキは250cc4気筒を蘇らせようとしている

ホンダの大ヒットに、他のバイクメーカーが黙っているはずはありません。
そこでカワサキが目をつけたのが、かつて大人気だった4気筒バイク。

エンジンを再開発して価格が高くなったとしても、売れると見込んでいるのだと思います。

国内では販売されるのか

話題のZX-25Rですが、国内で販売されるのでしょうか。

おりしも今年は、東京モーターショーが開催される年。
本当に発表・販売されるのであれば、東京モーターショーで動きがないがはずがありません
東京モーターショー2019で何も発表されないのであれば、販売は2020年以後、もしくは国内販売は無い、ということも‥‥

何はともあれ、東京モーターショー2019の動向から目が離せません。

まとめ

80〜90年代のバイクライダーを熱く燃え上がらせた250cc4気筒バイク。
その魂が、現代に蘇ろうとしています。

噂されている「ZX-25R」は本当に登場するのか・国内販売はあるのか。
価格はいくらになるのか‥‥

カワサキの今後が楽しみです。

ABOUT ME
Y
BIME MAGAZINE編集者。過去、ヨーロッパメーカーや国内メーカーのバイクを開発。経験に裏付けられた確かな知識を分かりやすく伝える事を心がけている。身体の左側だけ腰痛や肩こりがあるのが悩み。