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【インプレ】TANAX MOTOFIZ スポルトシートバッグ レビュー【定番】

MOTOFIZ スポルトシートバッグ

ABuです。

最近のバイクの積載量は絶望的。
数本の六角レンチくらいしか荷物を積めないものがほとんどです。

しかし、ツーリングに行くなら財布やスマホくらいは持ちたいもの。
一眼レフを持って行き、愛車の写真を撮りたくなることもあります。

さらにロングツーリングともなると、バイクのどこかしらにトラブルが出てきます。
簡単な工具くらいは持っていって、その場でトラブルに対処したいものです。

そんな時に役立つのがシートバッグ
工具なしで簡単にバイクに取り付けられ、さらに背負ったりすることが無いので、疲れずに荷物を運べます。

今回は、シートバッグで定番シリーズのタナックスからモトフィズ スポルトシートバッグ MFK-096を紹介していきます。

今回はこのようなことを考えている方におすすめです。

バイクで荷物を持ち運ぶ方法を探している方
バイクに乗っている時にリュックを背負うのがキツい方
モトフィズ スポルトシートバッグの購入を考えている方

なぜモトフィズ スポルトシートバッグを買ったのか

私はYZF-R3に乗っています。
このYZF-R3も、前述のような最近のバイクの例に漏れず、バイクの積載性は絶望的。
ETCを入れてしまうと、シート下にスペースなぞあったものではありません。

最初のうちはリュックで済ませていたのですが、高速道路や300kmを超えるようなロングツーリングになってくると、後半は体がキツくなってきます。

そんな時に思い浮かんだのがシートバッグ。
シートバッグは体に身につけないので、肩などが痛くなりづらく、横風も受けません。

シートバッグでも有名なTANAXのスポルトシートバッグを買ってみることにしました。

モトフィズ スポルトシートバッグの見た目とサイズ感

見た目はこんな感じ。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ 前

バイクのシートに取り付けても違和感がないように、上から見ると台形型になっています。

500mlペットボトルと比べると、サイズはこのくらい。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ サイズ

フルフェイスのヘルメットより一回り小さいです。
当然ですが、ヘルメットは入りそうもありません。

シートバッグにヘルメットを入れたい方は、大きいサイズのモトフィズ Wデッキシートバッグがおすすめです。

スポルトシートバッグをバイクに取り付けるとこんな感じ。
YZF-R3にほぼジャストフィットします。

MOTOFIZ スポルトシートバッグとバイク

中型バイクやミドルサイズのバイクなら、このスポルトシートバッグがちょうど良い見た目・サイズになるでしょう。
これより大きいシートバッグだとバランスが悪くなりそうです。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ イメージ中型バイクにちょうどいいサイズ感です

ポケット付き

フタ表面と裏面にポケットがついています。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ インナーポケット

裏面のメッシュポケット

表面のポケットは簡単にものを取り出せるので、有料道路の半券や小銭などの頻繁に出し入れするものを入れています。
裏面のポケットは、目薬やリップクリームなどの小物や、車検証などの書類を入れておくのに便利です。

十分な収納力

財布・スマホ・500mlのペットボトル・簡単な携帯工具・緊急用の防水ウェアが入ってもスペースには余裕があります。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ 中身500mlペットボトルが縦に入ります

日帰りのツーリングなら十分な容量
荷物の少ない男性なら、1日くらいのホテル泊でもこなせるくらいの容量になっています。

レインカバーで雨にも対応

雨が降った時のためにレインカバーが付いています。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ レインカバー防水性十分なレインカバーが付属

 

レインカバーの防水性は十分。
真夏のゲリラ豪雨の中で高速道路を走りましたが、中の物は濡れませんでした。

モトフィズ スポルトシートバッグの取り付け方法

バイクにスポルトシートバッグを取り付ける時は、同梱のKシステムベルトを使います。

タンデムシートにこのKシステムベルトをあらかじめ取り付けておいて、スポルトシートバッグとKシステムベルトをバックルで繋ぎます。

Kシステムベルトを使って取り付けると、外側から取り付け紐がほとんど見えずにスタイリッシュに決まります。

MOTOFIZ スポルトシートバッグとバイクベルトがほとんど目立ちません

 

フルカウルモデルでタンデムシートが小さいYZF-R3でもガッチリ取り付けられます。
ほとんどのバイクに取り付けられるのではないでしょうか。

Kシステムベルトは色々なシートバッグに使える

Kシステムベルトは、スポルトシートバッグ以外にもタナックスの様々なシートバッグ・サイドバッグに使えます。
タナックスでバッグを揃えておくと、簡単にバッグを取り変えられて便利です。

Kシステムベルトはミニフィールドシートバッグなどの大きめのシートバッグにも使えて、汎用性が高いです。

バッグの固定力も十分

スポルトシートバッグはベルトとバックル4点だけで固定するので、固定力が気になっていました。

しかし実際使ってみたところ、奥多摩周遊道路などのワインディングや、首都高速などのカーブが多い高速道路ではスポルトシートバッグがズレ落ちたりすることはありませんでした

手で押したり揺すったりしてもベルトがゆるんだりしないため、ツーリングやワインディングの走行くらいでは問題無いでしょう。

モトフィズ スポルトシートバッグの良い点

モトフィズ スポルトシートバッグの良い点を紹介していきます。

ハンドル付きで持ち運べる

スポルトシートバッグにはハンドルがついています。
バイクから降りても簡単に持ち運べます。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ ハンドル意外と便利なハンドル

 

ややキツいですが、ハンドルに腕を通すことも可能。
コンビニなどでちょっとした買い物をする時に便利です。

別売のベルトを使うと、肩から下げてショルダーバッグとして使うこともできます。

日帰りツーリングにちょうどいいサイズ感

大きすぎず小さすぎず、日帰りツーリングにちょうど良いサイズ感です。

これより大きいと、バッグとして持ち運ぶのに不便になりそうです。
バイクに取り付けてもバッグの存在感が大きくなりそう。

これより小さいと、持ち運べるものが少なくなりそうです。
小さすぎると、ツーリング先でのお土産を買って帰るのも難しいでしょう。

ファスナーが開け閉めしやすい

ファスナーに取っ手がついていて、グローブをはめたままでも開け閉めしやすくなっています。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ ジッパー掴みやすい取っ手付き

 

フタを閉め忘れたり、中のものを確認したい時にグローブを外さなくても良いので便利です。

取り付け・取り外しが簡単

スポルトシートバッグをバイクに取り付けるには、4ヶ所のバックルを止めるだけ。
外す時はバックルを外すだけでバイクから取り外せます。

バイクから降りたらすぐに持ち運べます

型崩れしにくい

スポルトシートバッグの側面にはワイヤーが入っています。

MOTOFIZ スポルトシートバッグ 横固いワイヤーが入っていて型崩れしません

 

ワイヤーが型崩れを防ぐので、重いものを入れたり、パンパンになるまでものを入れてもスポルトシートバッグが変形しないようになっています。

モトフィズ スポルトシートバッグのイマイチな点

モトフィズ スポルトシートバッグの気になった点を紹介します。

Kシステムベルトが長い

スポルトシートバッグを取り付けるためのKシステムベルト。
このKシステムベルトですが、様々なバイクに取り付けられるように作られているのか、ベルトが長めに作られています。

YZF-R3のようなタンデムシートが小さいバイクではベルトが余ってしまいます。

見栄えや安全の面でもベルト止めで余ったベルトをまとめておくのが良いでしょう。

ベルトクリップ プラスチック製 ブラック MOLLEクリップ ウェビングクリップ

ファスナーのロックが無い

フタを閉めるファスナーには鍵やロックの穴がなく、誰でも開けられてしまいます。
バイクから離れる時に中の物を盗まれないか心配になります。

別モデルならファスナーにロック機構がついているシートバッグがあります。
ロックが無いと不安な方にはこちらがおすすめです。

モトフィズ スポルトシートバッグのまとめ 日帰りから一泊程度のツーリングにおすすめのシートバッグ

モトフィズ スポルトシートバッグの良い点と気になる点はこんな感じ。

ハンドル付きで持ち運べる
ちょうどいいサイズかん
取り付け・取り外しが簡単
ファスナーが開け閉めしやすい
バンジーコードが便利
取り付けベルトが長い
ファスナーのロックが無い

最近のバイクは収納が少なく、工具も満足に入りません。
スポルトシートバッグは、そんなバイクに乗っているライダーにおすすめできるアイテムです。

簡単にバイクに取り付けられ、ツーリングの楽しみを邪魔する事もありません。
バッグを体に身につけたくないライダーやロングツーリングをするライダーには、シートバッグはもはや必需品とも言えます。

このスポルトシートバッグはサイズ感がちょうど良く、手軽に持ち運べます。

「とりあえずバイク用のシートバッグが欲しい」という方や、
「バイクでリュックは背負いたくない」というライダーにおすすめです。

ABOUT ME
ABu
BIME MAGAZINE編集者。経験に裏付けられた確かな知識を分かりやすく伝える事を心がけている。